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フォニックスとは何ですか?分かりやすく解説しました!

英会話スクールや塾、本やYouTubeなど色々なところで目にするフォニックス。

英語学習にフォニックスが良さそうなことは分かるけれど、一体フォニックスとは何ですか?という方に向けた内容です。

簡潔にいうと、フォニックスとは英語の綴りと発音の間にある規則を教えるための方法です。

この記事を書いた人
みほ
松田みほ 

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目次

フォニックスは世界中で使われている

フォニックスはこの30年くらいの間に急速に広がってきました。英語圏であるイギリスやアメリカの多くの小学校で取り入れられています。

英語圏以外の国でも急速に広まっていて、120ヵ国以上で使われています。フォニックスの成果は認められていて、子供たちの英語の読み書きをサポートしています。

たくさんの子供たちが英語を読める喜びと自信を得ているのです。

日本語の50音のようなもの

フォニックスは日本語の50音みたいなものだと考えてもいいです。

「あ・い・う・え・お」

小学校で一文字づつ私たちは習ってきました。日本語はしゃべれてもまだ書けない場合、話し言葉と書き言葉を一致させる勉強が必要になるわけです。

それが50音の勉強です。

日本語は幸いなことに、話し言葉と書き文字が完全に一致している言語です。「こんにちは」と言うとそのまま「こんにちは」と書くことができます。

英語は話し言葉と書き文字の一致が少ない言語なので苦労することになるのですよ。一致が少ない言語だからこそ、フォニックスのような規則を学ぶ必要が出てきます。

フォニックスがないと・・

フォニックスを学ばないとどうなるか?

発音と綴りの規則を知らないため、全部暗記しなければいけないことになります。初めて見る英単語は耳で聞かないとどう読むのか分かりません。

どう発音するのか分からない英単語を覚えるのはかなり苦痛です。

耳で聞いた発音をカタカナにして単語の読みを書いた記憶はありませんか?カタカナで覚えると、正確な発音で覚えていないため発音が悪くなり、聞き取りも難しくなってしまいます。自分が発音できないものは聞きとれないのです。

一方、綴りを見ただけでおおよその発音が分かるのはかなり楽ですよね。

フォニックスを学ばないと英語の読みで初期につまづく可能性が出てきます。

フォニックスをやるとなぜ良い?

英語の綴りと発音の規則を知ることで英語の勉強はぐんとラクになります。

どんな良いことがあるかというと・・

  1. 初めて見る単語でも読めるようになる
  2. 英語が聞き取れるようになる
  3. 発音がきれいになる

リーディングが向上し、リスニングにも良い影響があり、スピーキングにも効果的!ということになりますね。

日本でも大学入試改革が行われ、今後4つの英語力(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)がまんべんなく必要とされてきます。今までは読み書き中心だったのが、聞く話すが大事になってくるのです。

フォニックスで正確な発音を学ぶことの重要性が増すことでしょう。

フォニックス読みのABC

フォニックス読みのABCDは「エー・ビー・シー・ディー」とは読みません。「エー・ビー・シー・ディー」と言えたからといって、綴りが読めるようにはならないからです。

「SUN」は「エス・ユー・エヌ」ではなく、「サン」と読みますよね。

フォニックス読みで読むと「スッ・アッ・ヌ」で、つなげて読むと「サン」となります。

フォニックス読み

出典:WinBe https://www.winbe.jp/phonics/

フォニックス読みとは「ア・ブ・ク・ドゥ・・」と読んでいくものになります。

フォニックスおすすめ動画

フォニックス読み

フォニックス読みの「ア・ブ・ク・ドゥ・・」を学ぶには歌で覚えるのが一番です。楽しいし、記憶にも残ります。

こちらの動画は2分40秒と短いですので、何度も聞いてフォニックス読みの基礎をマスターしましょう。ぜひお子さんと一緒に歌ってくださいね。フォニックスは大人の英語力アップにも効果的です。

フォニックスで綴りを学ぶ

アルファベットに対応している音が分かったら、次は一つ一つの音をつなげて単語を読んでみます。これをブレンディングといいます。

先ほどの「SUN」だと「スッ・アッ・ヌ」と読んで、つなげて読むと「サン」となります。これをブレンディングといいます。

こちらの動画ではブレンディングを分かりやすく説明しています。

フォニックスの勉強

わが家では6歳長男に家でフォニックスを教えています。

子供にフォニックスを教える際、1日1文字づつやってやっていきます。42音あるので、42日かかります。1日に2文字でも全然可能ではありますよ。

うちはまだアルファベットも書いたことがないので、

  1. ワークブックを使ってアルファベットを書く
  2. フォニックスの発音をやる
  3. ブレンディングをする
  4. 聞き取りをして、学んだ音が入っているかのクイズをする

という流れで学んでいます。

それだけでもかなり効果的ではありますが、本格的に読めるようになるためにはフォニックスの例外を学ぶ必要があります。

英語はもともと発音と綴りがあまり一致していない言語なので、読み書きの学びが難しいとされます。英語圏の子どもたちでも綴りを間違えることはよくあります。

フォニックスで基本的な規則を勉強したうえで、さらに例外も学んでいきます。

元イエール大学助教授の斎藤淳さんの英語塾JPREPでもフォニックスは基礎からしっかりとやり込むとのことで、フォニックスが高い英語力の土台になるものだということが分かります。

mihoko
フォニックスの教材は音楽や絵でできたものが多く、楽しく英語を学べるのも良いところ!

フォニックスとは英語の綴りと発音の間にある規則を教えるための方法でした。

世界中の英語を学ぶ子供たちが学んでいて、効果が高いことが証明されています。フォニックスを勉強すると、こんなメリットがありました。

  1. 初めて見る単語でも読めるようになる
  2. 英語が聞き取れるようになる
  3. 発音がきれいになる

フォニックス読みを1音づつ覚えたあと、くっつけて読むことで英単語が読めるようになっていきます。

子供に無理のない英語学習としてフォニックスはこれからますます広がっていくことでしょう。

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